[第15回]

人力車でしまなみ海道を走る方法

(2017年7月4日 掲載)
しまなみ海道・大三島橋の入り口に立つ筆者

 日本のサイクリストの憧れと言えば、しまなみ海道。そう言っても差し支えないほどに人気のコースである。なにせ年間約30万人が自転車で海道を行き交っている。広島県尾道市と愛媛県今治市の間に整備された約70キロの自転車舗装路が南北に縦貫している。瀬戸内海に宝石を散りばめたように芸予諸島が浮かび、日本技術の粋を尽くした橋が諸島を結ぶ。

 日本人だけではなく外国人からも評価が高く世界中からサイクリストが集まる。彼らにとっては自転車で走ることが夢だろう。だが僕にとっては人力車で走ることが夢だった。人力車でしまなみ海道を走るのは史上初だろう。それを実現させるノウハウをお伝えしよう。このノウハウはリアカーやランニング用バギーを使っての特殊な旅にもそのまま応用できるだろう。