[第14回]

史上初か!? 淡路島へ人力車を運ぶ

(2017年5月27日 掲載)
淡路島へ渡るフェリーを運航するジェノバラインの船着き場。人力車を目立つように停める

 今回の遠征で肝要となる部分のひとつが人力車の運搬だ。出発地の鹿児島には人力車の親方に頼みハイエースに積んで運搬した。遠征の中でも人力車を持ち込めるかどうかがもっとも不確定だったのが淡路島だ。なぜなら人力車を確実に積み込むことができるフェリーが存在しないからだ。では、どうしたか?

 連日の行動で原稿を書く時間もないまま、締め切りがアッという間にやってくる。休養日は10日に1日程度取っているが、何かとやることが溜まっていてすぐに1日が終わってしまう。遠征に出て約3カ月。距離は2300キロ程度。思った以上に順調である。九州から山陰、山陽と周ってきた。これまで3つの島に渡ったが、いずれも自動車を積み込めるフェリーが運行しているので人力車を確実に運べると分かっていた。唯一、懸念があったのは淡路島であった。淡路島には伊弉諾(いざなぎ)神宮という一宮がある。ぜひ人力車を伴って参拝したいが、これはもう現場での判断に委ねるしかなかった。