若者のミカタ
地域の将来を考えるときに大きな鍵を握るのは、社会を活気づかせ、次世代を支える若者たちの存在だ。縮小ループは、逃れられない道なのか。連載「若者のミカタ」を通じ、若い世代の価値観(見方)を知り、若い世代のチャレンジを後押し(味方)することで、秋田の未来を切り開く道を探りたい。
秋田には何もない?
秋田で暮らす若者たちは何を楽しみに、どんな生活を送っているのでしょう。「秋田には何もないよね」。若者はよくそんな言葉を口にしますが、本当でしょうか。連載「若者のミカタ」第5部は、休日の若者たちのリアルな姿を追います。
移住定住編
若い世代が移住や定住を考え、住まいを得ようとした時、特に不動産業者が少ない町村部では情報がほとんど出回らず、住む場所がなかなか見つからない場合もある。若い世代の移住定住が多い五城目町に焦点を当て、家探しのリアルと、課題解決へ向けた新たな動きを追う。
シンポジウム
地域の寛容性をテーマとした「若者のミカタ」シンポジウムが3月27日、秋田市で開かれた。「LIFULL HOME’S総研」所長の島原万丈さんが基調講演。島原さんと、秋田を舞台に挑戦を続ける若者4人を交えたパネルディスカッションも開催。寛容な秋田をつくるための方策や、若者が秋田に関心を持つために何ができるかを探った。
第4部・暮らしたいと思える街に
さまざまな仕掛けで街に若者を呼び込もうと、奔走する人たちがいる。連載「若者のミカタ」第4部は、若者が暮らしたいと思える街づくりに取り組む人たちと、その熱意を伝える。
- 暮らしたいと思える街に(1)楽しい思い出、子どもたちに 老舗酒店をリノベーションしたのしろ家守舎2022年4月5日
- 暮らしたいと思える街に(2)地元への愛着を育てたい ナイトマーケットや朝市を開催する松本紘幸さん、さとりさん夫妻2022年4月6日
- 暮らしたいと思える街に(3)わくわくする市、自分たちで 当事者の思いを市に提言、にかほ市若者100人会議2022年4月7日
- 暮らしたいと思える街に(4)地域の魅力、仲間と共に磨く 船川を変えようと動く船木一人さん、福島智哉さん、佐藤毅さん2022年4月8日
- 暮らしたいと思える街に(5)街が持つ魅力、引き出したい リノベーションでにぎわいつくるシービジョンズ2022年4月9日
- 暮らしたいと思える街に(6)駅前から川反、店でつなごう 歩いて楽しい街を提唱するNPO法人リコリス2022年4月10日
番外編
第3部・挑戦を応援しよう
挑戦を後押しできる地域には、若者も集まる。連載「若者のミカタ」第3部は、夢を追う若者たちはどのように背中を押され、秋田での挑戦を決めたのか、彼らが感じる後押しとは何かを探る。
- 挑戦を応援しよう(1)男鹿の人々、夢に共感してくれた 酒醸造所開業の岡住修兵さん2022年2月27日
- 挑戦を応援しよう(2)否定せず背中を押してくれた 地元に戻り起業した阿部円香さん2022年2月28日
- 挑戦を応援しよう(3)親身な伴走型支援が支えに 移住してカフェを営む村松大地さん、寛子さん2022年3月1日
- 挑戦を応援しよう(4)祖父母らの応援が起業の力に 生まれ故郷で起業した双子の石田健佑さん、陽佑さん2022年3月2日
- 挑戦を応援しよう(5)充実したサポート体制に安心感 移住して就農を目指す田中彩弥代さん2022年3月3日
- 挑戦を応援しよう(6)挑戦を肯定する風土に引かれ ほれ込んだ町で起業した村岡悠司さん2022年3月4日
第2部・雇用の質を高めよう
若者が秋田で暮らしていくためには、働く場が欠かせない。連載「若者のミカタ」第2部では、県内で生き生きと働く若者を訪ね、彼らが仕事や職場に求めるものを探っていく。
第1部・女性が生きやすい秋田に
アンコンシャスバイアスや閉鎖的な社会を嫌い、多様な生き方を求める若い女性たち。連載「若者のミカタ」第1部は、秋田を不寛容と感じる、そんな彼女たちの声に耳を傾ける。