時代を語る・成田光弘（４３）人生の延長戦に入る
今年１月、中嶋聡君（オリックス・バファローズ監督）の鷹巣農林高校（現秋田北鷹高校）時代の先輩や後輩が集う酒宴があり、私も参加しました。昨年の中嶋君の日本シリーズ制覇を祝う会です。中嶋君本人がいない中…
時代を語る・成田光弘
「時代を語る・成田光弘」に関するニュース一覧です。
時代を語る・成田光弘（４２）野球漬けの父だった
中嶋聡君＝鷹巣農林高校（現秋田北鷹高校）出身、オリックス・バファローズ監督＝が小学生時代に参加した野球教室は今も続いています。私が会長になっている北秋田市野球協会には鷹巣農林野球部ＯＢもいて、指導に…
時代を語る・成田光弘（４１）阪急３位指名に一役
オリックス・バファローズ監督の中嶋聡君は、鷹巣農林高校（現秋田北鷹高校）１年の秋、本格的にキャッチャーになりました。様になっていて、予想以上に良かった。捕球、送球とも抜群でした。
時代を語る・成田光弘（４０）「いい捕手」原石発見
鷹巣町（現北秋田市）で地元の野球に関わるようになったのは、昭和５０（１９７５）年７月に町の教育委員会の正職員に採用されてからでした。鷹巣農林学校（後の鷹巣農林高校、現秋田北鷹高校）のＯＢだった当時の…
時代を語る・成田光弘（３９）名将との別れ悔やむ
平成１５（２００３）年に公務員生活を終えた後、年ごとにプロ野球選手時代の知人の訃報が増え、悲しくなりました。中でもつらかったのは、阪急ブレーブス（現オリックス・バファローズ）にいた頃に監督だった西本…
時代を語る・成田光弘（３８）消防分署の環境改善
鷹巣町（現北秋田市）の総務課長だった平成１１（１９９９）年春、鷹巣阿仁広域市町村圏組合消防本部（現北秋田市消防本部）の消防長に命じられました。若い人が多く、規律を重んじる雰囲気は体育会系の私に合った…
時代を語る・成田光弘（３７）空港の用地交渉に汗
平成５（１９９３）年春、鷹巣町（現北秋田市）の企画調整課の課長補佐から、新設された空港推進課の課長を命じられました。町内では当時、大館能代空港の整備に向けた準備が進められていて、前年度まで空港関連の…
時代を語る・成田光弘（３６）知事賞は父のおかげ
昭和５０（１９７５）年に鷹巣町（現北秋田市）教育委員会の正職員に採用された後、議会事務局、中央公民館、企画調整課などに勤務しました。役所のしきたりに不慣れだったせいで、いろいろ質問して煙たがられた場…
時代を語る・成田光弘（３５）町教委の職員に転身
阪急ブレーブス（現オリックス・バファローズ）を退団し、昭和４９（１９７４）年から古里の鷹巣町（現北秋田市）で新生活を始めました。稲の苗床を運んだり、田んぼに水を引き入れたり…。農業一筋の父の教えに従…
時代を語る・成田光弘（３４）プロ生活、幸せだった
阪急ブレーブス（現オリックス・バファローズ）は私が在籍した昭和３９（１９６４）年から４８年までの１０年間で、パ・リーグを５度制覇しました。日本シリーズのベンチに入ったこともあったと記憶しています。
時代を語る・成田光弘（３３）父の言葉で引退決意
昭和４８（１９７３）年のシーズンオフ、阪急ブレーブス（現オリックス・バファローズ）に退団を申し出ました。球団からは慰留されました。阪急を去り４９年に近鉄バファローズ（現オリックス）を率いることが決ま…
時代を語る・成田光弘（３２）シーズン中に披露宴
プロ入り後、恋愛に関しては臆病でした。友人の紹介で女性と知り合う機会があっても、「農業をやるために鷹巣町（現北秋田市）に帰るとき、この人は一緒に来てくれるだろうか」と思うと、結婚を前提とした交際はで…
時代を語る・成田光弘（３１）「黒い霧」で飲食自粛
阪急ブレーブス（現オリックス・バファローズ）時代、飲みに行くチームメートといえばキャッチャー仲間か、バッテリーを組む投手陣でした。互いの考えを理解するのが目的でした。ところが、杯を交わしてのコミュニ…
時代を語る・成田光弘（３０）刺激くれた野球博士
私がプロ入りした頃には、各球団とも外国人選手を獲得していました。旬を過ぎてから来日し「日本で稼げればいい」という選手もいましたが、阪急ブレーブス（現オリックス・バファローズ）にいたダリル・スペンサー…
時代を語る・成田光弘（２９）「ＯＢ会長」から感謝
阪急ブレーブス（現オリックス・バファローズ）で見てきた若手選手の中で、６歳年下の山田久志君は別格でした。ドラフト１位で入団し、順調にエースへの階段を上りました。
時代を語る・成田光弘（２８）悩む選手に寄り添う
プロ野球の世界に入ると、多くの若手が一度はスター選手のすごさを実感し、動揺したり落ち込んだりします。それを察して「おい、どうした」と声をかけるのも私の役目でした。プロに来る子たちはプライドもあって、…
時代を語る・成田光弘（２７）やんちゃな「弟」指導
世話焼きな気質を見込まれ、阪急ブレーブス（現オリックス・バファローズ）の首脳陣から後輩の指導を頼まれました。多くの後輩たちの中でも印象深いのは、６歳年下の加藤秀司君。弟のような存在でした。
