防災・減災

「防災・減災」に関するニュース一覧です。

「警報は最悪のケース想定」空振りに理解を 秋田市で防災・減災シンポ

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 秋田県内の防災・減災について考えるシンポジウムが11日、秋田市のANAクラウンプラザホテル秋田で開かれた。オンラインを含め約100人の市民が参加し、講演やパネルディスカッションに聞き入った。秋田大地…

秋田市、大雨対応の課題洗い出し 部局横断、検証委が初会合

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 秋田市は12日、7月に発生した大雨災害対応に関する検証委員会(委員長=鎌田潔副市長)の初会合を市役所で開いた。部局横断で課題を洗い出し、改善策を来年度に修正する市地域防災計画に盛り込むことを目指す。…

24年度当初予算案、大雨災害対策を強化へ 県正庁で編成会議

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 秋田県は6日、2024年度当初予算案の編成会議を県正庁で開き、大雨災害対策を強化する方針を確認した。7月の記録的大雨による被害を受け、復旧事業や河川の抜本的な治水に重点を置き、県土強靱化(きょうじん…

社説:災害時の福祉支援 県内拠点設置、検討急げ

 7月の記録的大雨に続き、9月も大雨に見舞われ、県内は浸水被害や土砂災害が相次いだ。災害の激しさや発生頻度が増す中、高齢者や障害者にとって欠かせない福祉支援をどう切れ目なく提供するかは重要な課題だ。発…

にかほ市の防災無線トラブル、原因はデータ受信エラー 議会で市側報告

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 秋田県にかほ市議会は20日、追加提案した23年度一般会計補正予算案、22年度一般会計決算認定案、意見書案など21件を可決、認定して閉会した。

大仙市、水害対策に1億9千万円 議会が補正予算案を可決、排水ポンプ車など購入

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 秋田県大仙市議会は15日、本会議を開き、23年度一般会計補正予算案など3件を追加提案。追加提案分を含めて同補正予算案2件と、22年度各会計決算認定案19件など議案34件を可決、認定して閉会した。

統合中の水害対応「ソフト面の対策必要」 三種町長が議会で説明

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 14日に開かれた秋田県三種町議会の一般質問で、田川政幸町長は、26年4月に開校予定の統合中学校の通学路が7月の記録的大雨で冠水したことについて、「道路や堤防のかさ上げなどハード面の整備は相当の費用と…

北斗星(9月10日付)

 台風13号は東海道沖で熱帯低気圧に変わったが、福島、茨城、千葉などに記録的大雨を降らせた。各地で相次いだ住宅浸水、道路冠水などの被害は今夏、本県で目の当たりにしたばかり。現場の映像には身につまされる

地方点描:サイレン[本荘支局にかほ市駐在]

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 12年前の東日本大震災。県南内陸部の中学3年だった私は大きな揺れを感じ、けたたましいサイレンの音を聞いた。「ただごとじゃないな」と実感した瞬間だった。

湯沢市とダイナムが災害時協定 駐車場の一部を避難場所に

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 秋田県湯沢市とパチンコチェーンのダイナム(本社東京)は、災害時の施設利用に関する協定を結んだ=写真。

社説:関東大震災100年 多様な災害へ備えよう

 きょう9月1日は「防災の日」。1923年に関東大震災が発生してから100年となる。この間も列島では阪神大震災、東日本大震災と巨大地震が起きた。過去の震災からしっかりと教訓をくみ、近い将来に発生の可能…

社説:供養佛土石流10年 命優先の教訓忘れずに

 仙北市田沢湖田沢の供養佛(くようぶつ)集落で男女計6人が亡くなった土石流災害から9日で10年となった。現地では慰霊碑前で献花式が行われた。あらためて命の重みをかみしめ、災害の教訓を忘れずに命を守る具…

地方点描:細やかな対応[鷹巣支局]

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 7月中旬の記録的大雨で、上小阿仁村沖田面の中茂集落は国道285号につながる村道が崩落し、2週間にわたって孤立状態となった。31日に道路の仮復旧工事が完了し孤立状態が解消すると、集落に住む80代女性は…

大雨による水害・土砂災害、数年おきに大規模発生 過去の自然災害を振り返る

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 14日から続いた記録的大雨により、秋田県内各地で住宅の浸水や土砂崩れなどが相次いだ。秋田市など一部自治体では全容が依然つかめておらず、今後判明する農林漁業関係などを含め、相当な被害規模になるとみられ…

社説:県内記録的大雨 迅速な情報発信徹底を

 活発な梅雨前線が県内にもたらした記録的な大雨により、各地で河川氾濫や土砂崩れ、低い土地の浸水などの被害が相次ぎ、五城目町では60代の男性が死亡した。秋田地方気象台は18日から19日にかけて再び前線が…

北斗星(7月18日付)

 空模様が怪しいので昨日の朝は傘を手に散歩した。大雨で冠水していた道路はすっかり黒々としたアスファルト路面だ。そこに残った小さな水たまりで群れていた何匹ものアメンボは何だか居心地が悪そうだった

災害時の氏名公表、安否不明は家族同意不要 死者は未策定、議論進めるべき

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 災害時の安否不明者の氏名公表について、国は家族の同意なしでも公表できるとする指針を策定した。捜索対象者を絞り、迅速な救命救助につなげるためだ。一方、死者に関しては統一的な見解は示しておらず、各都道府…

地方点描:学び続ける[大曲支局美郷町駐在]

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 昨年8月、11年ぶりに居住可能となった福島県双葉町。大熊町境に福島第1原発が立地するこの町に「東日本大震災・原子力災害伝承館」がある。昨秋に訪れた際、地震や津波の脅威と復興への歩みを紹介する展示に見…

北斗星(6月14日付)

 好天の土曜の朝だった。勤務していた湯沢支局の社宅でくつろいでいると突然、地鳴りのような音がして床が震動し始めた。地震だと気付き立ち上がろうとした次の瞬間、建物がガサガサと音を立て大きく揺れ出した

日本海中部地震40年:識者の視点(下)想定疑い、率先避難者に 東大大学院・片…

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 災害は、時に想定を超える規模や形で発生する。その時、いかに行動できるかが、自分と大切な人の命を守る鍵になる。東日本大震災以前に岩手県釜石市で継続的な防災教育を展開し、中学生らの率先避難につなげた東大…