王者バラダレス「自信ある」　暫定王者の重岡銀と王座統一戦

　国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）ミニマム級王座統一戦（７日・大田区総合体育館）で、暫定王者の重岡銀次朗（ワタナベ）と対戦する正規王者ダニエル・バラダレス（メキシコ）が３日、東京都内で練習を公開し「ずっと頑張ってトレーニングをしてきた。自信はある」と明るい表情だった。

　ミット打ちでは力強い左フックを披露した。標高４千メートルの高地で合宿を行い、スパーリングは１４０ラウンドほどこなしたという。

　１月の世界戦はバラダレスの負傷により無効試合となり、８月に予定された再戦は重岡銀の足のけがで延期となった。初防衛が懸かるバラダレスは「今回は決着をつけたい」と意気込んだ。