地域の「砦」どう守る?身近な病院、安定運営の仕組み必要 あきた医療はいま(2)

連載:あきた医療はいま
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 232世帯が暮らす秋田県仙北市田沢湖の田沢地区で8月、事前予約制の市民バスの運行が始まった。住民有志でつくるNPO法人「ガンバってらよ田沢」が、地区と市立田沢湖病院を結ぶ約10キロの路線で1日計11便を走らせている。

仙北市田沢湖の田沢地区で8月に始まった事前予約制の市民バス。田沢湖病院などへの足を確保しようと、路線バス廃止を受け住民有志でつくるNPO法人が運行している=9月下旬、仙北市田沢湖

 バス会社が運行してきたこの路線は、乗客減少に伴い7月に廃止。高齢の住民を中心に「田沢湖病院への足がなくなると困る」といった声が上がり、同NPOが市の委託を受けて路線を引き継ぐ形となった。

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