県内基準地価、商業地は秋田市で5年連続プラス 秋田駅周辺で好循環

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地価の上昇が続いているJR秋田駅前。コンフォートホテル秋田(右)が立地する秋田市千秋久保田町3―23は県内商業地で最高価格となった
地価の上昇が続いているJR秋田駅前。コンフォートホテル秋田(右)が立地する秋田市千秋久保田町3―23は県内商業地で最高価格となった

 秋田県内基準地価の平均変動率は住宅地、商業地ともマイナスとなったが、どちらも下落幅は縮小した。住宅需要の回復や経済活動の活発化などにより、土地需要は一部で増えつつある。 

 県内で地価が上昇した21地点のうち、秋田市が19地点を占めた。平均変動率はプラス1・8%で、5年連続のプラス。下落地点はなかった。不動産鑑定士の平野太郎さん(秋田市)は「JR秋田駅周辺でマンション用地の需要があり、商圏人口増加を見込んで商業施設への不動産投資が行われるという好循環が生まれ、地価が上昇している。この動きは今後も続きそうだ」とみている。

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