「排水できるだけ控えて」、秋田市 大雨で下水道管の流れ悪化か

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 秋田市上下水道局は16日、大雨の影響で下水道管の流れが悪くなったとして、洗濯や風呂の排水をできるだけ控えるよう市民に協力を求めた。同局は「天候が回復すれば解消されるので、何とか協力をお願いしたい」としている。

 同局によると、激しく降った雨が下水道管の隙間から中に入り込んだ影響で、排水の容量が増加。管内の流れの悪化につながったとみられる。

 さらに状況が悪化すると、空気圧で排水が逆流し、トイレや風呂場の排水口から噴き出す恐れがある。降雨時に排水口から「ボコボコ」と空気の漏れるような音が聞こえたら注意が必要だという。

 同局は15日も楢山や横森などの住民に同様の協力を求めていた。広面の汚水中継ポンプ場が河川氾濫で水没し、電気系統に異常が生じたのが原因とみられ、同局が復旧を急いでいる。

 下水道に関する問い合わせは上下水道局お客様センターTEL018・823・8431

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