「柱が傾いている」うわさ以前から 横手駅東口ビル施工ミス、先行き見通せず
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秋田県横手市のJR横手駅東口の再開発事業で、鉄骨7階建て複合施設ビルに施工ミスがあったことが公表されて1週間が過ぎた。関連する建築工事の中断や入居の延期など影響は広がり、安全性の判断は早くても8月中旬となる見込みだ。補修や建て直しの可能性、事業全体の工期の遅れなど、関係者からさまざまな懸念の声が上がっているが、先行きは見通せない。

施工ミスは7日、横手・半田・伊藤特定建設工事共同企業体(JV)の代表企業・横手建設の武茂広行社長が会見で明らかにした。1階から3階に延びる約10メートルの柱1本が、基礎に固定するボルトの位置が約7センチずれたため、傾いて設置された。ボルトを設計通りの位置に設置し直すのが通常の工程だが、梁(はり)を柱の傾きに合わせて切断する異例の措置を取った。
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