下請け「ずれたまま継続は異例」 横手駅東口ビル施工、ミス報告なし「想定外」

有料記事

 秋田県横手市のJR横手駅東口の再開発事業で鉄骨7階建て複合施設ビルに施工ミスがあった問題で、下請け会社の役員が13日取材に応じ、柱が傾いたまま工事を続けたことについて「極めて異例な対応だった」と述べた。

 施工ミスがあったのは1階から3階に延びる長さ約10メートルの柱。柱を1階の基礎に固定するボルトの位置が約7センチずれたため、柱が傾いて設置された。基礎のコンクリートを解体し、ボルトを設置し直すのが通常の工程だが、柱の傾きに合わせて梁(はり)を切断したという。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料のみ)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。

秋田の最新ニュース