時計業界の発展祈る「漏刻祭」 大津・近江神宮

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近江神宮で開かれた「漏刻祭」で、時計を奉納する女性たち=10日午前、大津市
近江神宮で開かれた「漏刻祭」で、時計を奉納する女性たち=10日午前、大津市

 日本で初めて時刻制度を導入したとされる天智天皇を祭る近江神宮(大津市)で、「時の記念日」の10日、時計業界の発展を祈る恒例の「漏刻祭」が開かれた。王朝装束をまとった時計業界の関係者や、びわ湖大津観光大使らが、国内時計メーカー8社の新製品を奉納。約150人が参加した。

 佐藤久忠宮司(88)は「時計製品文化を宇宙規模で誇りを持って広げていきたい」と語った。

 近江神宮によると、時の記念日は、671年に天智天皇が近江大津宮に漏刻(水時計)を設置したという日本書紀の記述に基づき、1920年に制定された。

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