全柔連、山下会長の退任が決定的 理事候補に入らず

 全日本柔道連盟(全柔連)は9日、オンラインでの理事会で次期理事候補者を承認し、山下泰裕会長(66)は外れ、3期6年で退任が決定的となった。後任には日本製鉄元副社長の中村真一副会長(64)が昇格する見通し。28日の評議員会と臨時理事会で役員が改選される。

 山下氏は1996年4月から全柔連理事を務め、2017年に会長に就任した。退任後も名誉会長として残る方向。高山健事務局長によると、山下氏は理事会で「全柔連のガバナンス(統治)強化や東京五輪後の方向性を定めることに一定の区切りがついた」などと述べたという。

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