銀行員から尺八奏者に転身 秋田市出身の平澤さん、11日に演奏会

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銀行員から転身し尺八奏者として活動する平澤真悟(本人提供)
銀行員から転身し尺八奏者として活動する平澤真悟(本人提供)

 尺八に魅せられ、銀行員から尺八奏者に転身した秋田市出身の平澤真悟(28)=仙台市=が、国際コンクールで上位入賞を果たすなど活躍の場を広げている。11日には、秋田市のアトリオンミニコンサートホールで演奏会を開く。平澤は「邦楽になじみのない人にも尺八の魅力を伝えたい」と意気込む。

 平澤は土崎中、秋田高を経て東北大に進学。それまで和楽器の経験はなかったが、東北大で邦楽部の部室から聞こえてきた音色に引き込まれ入部した。「音を出すのに苦労したが、うまくなればなるほど表現が豊かになる面白さに引かれた」。在学中から宮城県亘理町の尺八奏者・大友憧山(どうざん)に師事。卒業後は仙台市内の銀行に勤務しながら研さんを積んだ。

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