県議会自民会派、質疑時間の4割増を提案 予算委の総括審査、少数会派は反発

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秋田県議会棟(資料)
秋田県議会棟(資料)

 秋田県議会最大会派の自民党が予算特別委員会の総括審査で、自会派所属議員の質疑時間を4割余り増やし、少数会派の時間を削減するよう議会運営委員会に提案していることが8日、分かった。13日に開会する6月議会からの適用を目指している。少数会派からは県民の多様な声を反映する議会の役割に逆行すると反発が出ている。

 総括審査は、県政の重要課題や予算案について、県議が佐竹敬久知事や県幹部と向き合い、一問一答形式で議論を交わす。質疑時間は、各会派に10・5分を均等に与える「会派割」と議員1人当たり2・5分を配分する「議員割」を組み合わせて決めている。

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