とんかつ店でフランスパン販売のわけ そこにいたのは…
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秋田県由利本荘市のとんかつ店「かつ喜本荘本店」(喜は七が3つ)でフランスパンが販売され、交流サイト(SNS)を中心に人気が広まっています。販売日は不定期ながら、その時々でチョコ味や紅茶味など異なる味のフランスパンがレジ横に置かれます。お店のメニューにはないフランスパンがなぜ…。(デジタル編集部・大久保瑠衣)
由利本荘市内のとある一軒家。近づくと焼きたてのパンの香りが漂ってきます。そこは自社のパン工房。県内に3店舗(由利本荘市、秋田市、横手市)あるかつ喜では、2005年からパン粉や名物ヒレかつサンドなどに使用する食パンを自社製造しています。パンを作るのは辻村俊介さん(48)。辻村さんは高校卒業後、由利本荘市内に店を構えていた「パンハウスエンゼル」(16年閉店)で、11年間パン職人として腕を磨きました。かつ喜でパン製造に携わる人を募っていることを聞き、05年のパン工房開設と同時にかつ喜に入社。「とんかつ屋さんのパン職人」として一手に食パン作りを担っています。

「各店舗に食パンの在庫が一定数ある時は、他のパンを焼いてみてはどうか」。
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