国の予算編成は大変な仕事です。私が文部省(現文部科学省)に入った頃、各省は次年度に必要な予算を概算要求として毎年8月末に大蔵省(現財務省)に提出。査定を経て12月20日ごろに1次内示を受けました。
予算内示は概算要求より削減されているので、ここから「復活要求」をします。段階的に1次復活、2次復活、さらに大臣折衝と続きます。最後は与党三役と大蔵省の間で協議してまとめ、政府が次年度予算の概算を閣議決定する流れでした。
お気に入りに登録
シェアする
この記事は会員限定です
(全文 777 文字 / 残り 568 文字)
電子版に会員登録すると
秋田のニュース・話題をナンバーワンの情報量で。秋田に関わるあなたの仕事や暮らしに役立つ情報満載です。
- 有料記事が読める
- 各種メールでニュースを見逃さない
- 新聞併読コースならデジタル紙面が読める