高校生平和大使に22人選出 国連派遣、4年ぶり再開へ

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高校生平和大使に選ばれ、記者会見する被爆4世の大沢心春さん=7日午後、長崎市役所
高校生平和大使に選ばれ、記者会見する被爆4世の大沢心春さん=7日午後、長崎市役所

 広島、長崎の市民団体「高校生平和大使派遣委員会」は7日、長崎市役所で記者会見し、核兵器廃絶を訴える署名を国連機関に届ける26代目の「高校生平和大使」を発表した。16都道府県の高校から22人を選出。新型コロナウイルス禍で中断していたスイス・ジュネーブの国連欧州本部への派遣を8月、4年ぶりに再開する。

 長崎からは鎮西学院高2年の被爆4世大沢心春さん(16)と、県立長崎北陽台高2年の被爆3世杉原絢乃さん(16)を選出。5月30日に発表した広島選出の3人と合わせ、被爆地から計5人が選ばれた。11日に広島で結団式を行う。

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