香港民主派テーマ曲禁止へ 表現の自由さらに狭まる

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2019年9月、香港市内で「香港に再び栄光あれ」を歌う若者ら(共同)
2019年9月、香港市内で「香港に再び栄光あれ」を歌う若者ら(共同)

 【香港共同】香港政府は、2019年の反政府デモで民主派のテーマ曲となった「香港に再び栄光あれ」の演奏などを全面的に禁止する命令を出すよう香港高等法院(高裁)に申請した。香港メディアが7日報じた。高裁がヒアリングを経て申請を認めるとみられる。

 高裁が認めれば、同曲を歌ったり、映像をインターネットに流したりすることが刑事罰の対象となり、香港の表現の自由がさらに狭まる。

 香港司法当局は5日に禁止令の申請を行い「国家の安全と国歌の尊厳を守るため」と主張した。歌詞の印刷や替え歌も禁止行為に含まれ、同曲に関連するあらゆる行為が違法になるとしている。

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