イスラエル入植地拡大で自制促す 米、2国家共存へ「障害」と訴え

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5日、米ワシントンで、米イスラエル広報委員会(AIPAC)の会合で演説するブリンケン国務長官(AP=共同)
5日、米ワシントンで、米イスラエル広報委員会(AIPAC)の会合で演説するブリンケン国務長官(AP=共同)

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は5日、有力なユダヤ系団体「米イスラエル広報委員会」(AIPAC)がワシントンで開いた会合で演説し、イスラエルによるユダヤ人入植地拡大やパレスチナ人住宅の破壊に反対すると強調した。イスラエル、パレスチナの2国家共存へ「障害となることは明らかだ」と訴え、自制を促した。

 昨年12月に発足したイスラエルのネタニヤフ政権は対パレスチナ強硬路線を貫き、入植地拡大の方針を掲げる。ブリンケン氏は、パレスチナとの和平が遠ざかっていると不快感を示した。

 米国やイスラエルを敵視するイランについて「核兵器保有を阻止するため、あらゆる選択肢を検討する」とした。

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