仏大統領、モンサンミシェル礼賛 千年記念で自国象徴と

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5日、フランス西部モンサンミシェルで訪問客らと握手するマクロン大統領(中央)(ゲッティ=共同)
5日、フランス西部モンサンミシェルで訪問客らと握手するマクロン大統領(中央)(ゲッティ=共同)

 【パリ共同】フランス西部の世界遺産、モンサンミシェルの現修道院の建造開始から今年で千年を迎え、マクロン大統領が5日、現地を訪れた。演説で「モンサンミシェルはフランスが大きくなるにつれて高くなった」と困難を克服してきた自国の象徴だと礼賛した。

 大統領府によると、潮の干満の差が大きい湾に浮かぶ小島に壮麗な修道院が立つモンサンミシェルは7、8世紀ごろからキリスト教の聖地となった。最初の修道院は10世紀に火事で焼失し、1023年から再建が始まった。長く改修や増築が重ねられ、特徴的な尖塔が完成したのは19世紀末だった。

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