買い物弱者2045年に1割超、秋田県内全市町村 人口減と高齢化背景
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秋田県内の人口に占める買い物弱者の割合が年々増加し、2045年には全25市町村で1割を超すとの推計を東北活性化研究センター(仙台市)がまとめた。割合が最も高い上小阿仁村は26・8%と予想されており、4人に1人が買い物弱者となる計算。民間事業者が移動販売などで住民の買い物支援に当たっているものの経費面で苦戦しているケースもあり、行政とも連携した対応強化が必要になりそうだ。
東北活性研は居住地から500メートル以内に店舗がなく、自動車を利用できない65歳以上を買い物弱者と定義。東北(福島県除く)と新潟県の買い物弱者の割合などを推計した。国立社会保障・人口問題研究所の将来人口推計と農林水産省の食料品アクセス困難人口推計を基に算出した。
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