曲げわっぱ職人・故佐々木さん遺作、大館郷土博物館で公開
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大館曲げわっぱの伝統工芸士で、曲げわっぱ職人として初めて「現代の名工」にも選ばれた佐々木悌治さん(享年91)の作品7点が、秋田県大館市に寄贈された。多くの人に卓越した制作技術に触れてもらおうと、作品を所蔵する大館工芸社(同市釈迦内)が申し出たことで実現した。大館郷土博物館の曲げわっぱ展示室で公開している。
佐々木さんは1961年に旧大館工芸社に入り、さまざまな曲げわっぱの制作に打ち込んだ。97年に退社後も大館曲げわっぱ協同組合理事長などを歴任。制作を続ける傍ら、製品の普及や後進の育成にも尽力し、市功労者や県文化功労者として表彰された。2022年10月に亡くなった。
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