メダカ育てて販売、自立の一歩に 秋田市山王に就労支援事業所開業

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 メダカの育成、販売を通して障害者らの自立を目指す就労継続支援B型事業所「めだかplus」が1日、秋田市山王に開業する。運営する社会福祉法人翼友会(同市飯島)によると、生き物を扱うB型事業所は県内では珍しいという。

 B型事業所は、知的障害や精神障害などが理由で一般就労が困難な人に軽作業などの就労訓練を提供し、工賃を支払う福祉サービス施設。多くは、袋詰めや清掃作業などの軽作業が中心という。

 めだかplusでは、利用者それぞれが担当の「マイ水槽」を管理し、餌やりや水替えなどを行い、水草などの備品も作る。自分で育てたメダカを、事業所内の店舗スペースやイベントで販売。特許技術を用いた独自の育成法を学びながら作業に当たる。

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