小林古径と速水御舟の軌跡 東京・渋谷の山種美術館

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小林古径「清姫」のうち「日高川」(1930年、紙本・彩色、山種美術館所蔵)
小林古径「清姫」のうち「日高川」(1930年、紙本・彩色、山種美術館所蔵)

 【重文指定作品も】

 日本画家・小林古径の生誕140年を記念し、2人の天才画家の軌跡をたどる特別展「小林古径と速水御舟」が東京都渋谷区の山種美術館で20日から開かれる。7月17日まで。

 歴史画や人物画から画業を始めた古径と御舟。1914年に再興された院展で活躍し、その後、細密描写による徹底した写実へと作風を変化させた。11歳の年齢差があったが、互いに尊敬し合い、切磋琢磨したという。

 古径の代表作「清姫」の「日高川」など全8面や御舟芸術の粋といわれる「炎舞」(重要文化財指定)など約60点を展示。2人の交流を示す作品や言葉も併せて紹介する。

 一般1400円。月曜休館(7月17日は開館)。問い合わせはハローダイヤル、電話050(5541)8600。

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