扉を開けると、そこは別世界だ。かつて船の装備品だった船舶ランプ、航海で方位を知るための羅針盤、大小さまざまなガラス浮き玉―。店主の船木守さん(77)が50年ほどかけて集めたアンティーク品が並ぶ船具店「いちりきや」は、市外から訪れた観光客らが立ち寄るスポットの一つにもなっている。

船木さんは、秋田県男鹿市で漁業や漁具製造業を営む会社の2代目として育った。ただ、1970年代の国際規制で遠洋漁業が衰退し事業から撤退し、市内各地で飲食店や船具店を営んできた。
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