「チャットGPT」活用で悩む秋田の大学 思考力低下?拭えぬ懸念

有料記事
※写真クリックで拡大表示します
質問に対して自然な文章を作成して回答するチャットGPT。県内の大学は対応を急ぐ
質問に対して自然な文章を作成して回答するチャットGPT。県内の大学は対応を急ぐ

 質問に対して自然な文章を作成して回答する対話型人工知能(AI)「チャットGPT」の活用について、県内の大学で対応を模索する動きが広がっている。教育現場では、情報流出の危険性や学生の思考力低下などが懸念される一方、「新技術をうまく利用すべきだ」との声も上がる。専門家は、教員による指導の重要性を指摘している。

 国際教養大は4月10日、全学生に対し、チャットGPTなどの対話型AIを課題作成時に、教員の許可なく使用することを禁止する旨をメールで通知した。AIによって作成された文章を論文などに無断転載することは「学術機関で守られるべき倫理に反する」とした。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料のみ)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。

関連ニュース

秋田の最新ニュース