秋田県内の景気、3年ぶり下方修正 中国市場の停滞など影響
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財務省秋田財務事務所は25日に発表した4月の県内経済情勢報告で、県内の景気判断を「持ち直しに向けたテンポが緩やかになっている」とし、12四半期ぶりに下方修正した。項目別では、個人消費は「持ち直しつつある」を維持したが、生産活動と雇用情勢を下方修正した。
生産活動は、「回復に向けた動きに一服感がみられる」とした。下方修正は12四半期ぶり。電子部品・デバイスの電気自動車向けは底堅い動きだったが、中国市場が回復しておらずスマートフォン向けなどが減産した。生産用機械は企業から「中国のゼロコロナ政策は緩和しているが受注が戻っていない」、輸送機械も「半導体の調達状況が取引先によって異なり、受注が安定していない」などの声があった。
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