秋田県議選で無投票当選の自民現職5人 「地域の声届ける」と決意

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 秋田県議選が31日告示され、定数1の男鹿市、潟上市、南秋田郡、にかほ市、仙北市の各選挙区で自民党現職5人の無投票当選が決まった。30~70代の5人は支持者らと喜び合い「人口減少に歯止めをかける」「地域の声を県に届ける」などと決意を語った。無投票での当選に対しては「選挙戦が望ましかった」「複雑な思いもある」との声が上がった。

【男鹿市】杉本俊比古さん「現場主義貫く」

 男鹿市選挙区の杉本俊比古さん(72)は1日かけて選挙カーで市内を回った。届け出が締め切られる午後5時前に同市船川港の後援会事務所に戻り、当選の一報を受けると顔をほころばせた。

 午前9時ごろの事務所前での第一声では「私の役目は男鹿半島をくまなく回り、さまざまな課題に対応することだ。現場主義を貫き皆さんの声を県に届け、男鹿市との架け橋になりたい」と訴えた。

陣営関係者から花束を受け取り笑顔を見せる杉本さん=午後5時半ごろ、男鹿市船川港の後援会事務所

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