他社の障害時、Wi―Fi開放 連絡手段確保へ大手検討

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総務省
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 KDDI(au)やNTTドコモなど携帯電話大手が、他社の通信障害時に自社のWi―Fiを無料で開放する検討を始めたことが30日、分かった。データ通信ができれば、障害時でもLINE(ライン)などの連絡手段を使える。

 総務省が30日開いた有識者会議で、KDDIの出席者が明らかにした。現在も地震や台風といった自然災害時に携帯大手などが自社のWi―Fiを無料開放する仕組みがある。この仕組みを通信障害時にも活用できるかどうかを検討する。

 KDDIやドコモ、楽天モバイルなどは2022年に大規模な通信障害を起こし、利用者に大きな影響が出た。

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