レスリング女子、土性が引退 リオ五輪で金「やりきった」

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2016年8月、リオデジャネイロ五輪レスリング女子69キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔の土性沙羅(共同)
2016年8月、リオデジャネイロ五輪レスリング女子69キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔の土性沙羅(共同)

 レスリング女子で2016年リオ五輪69キロ級金メダリストの土性沙羅(28)が30日、自身のツイッターで現役引退を表明した。7歳からの競技生活を振り返り「レスリングに全てをささげてまいりました。やりきったと胸を張って言えます」とつづった。

 68キロ級で連覇を狙った一昨年の東京五輪は5位にとどまり、復帰しなかった。肩などのけがを重ね「以前のような思い切ったレスリングができなくなっていると感じ始め、この決断に至りました」と説明した。

 4月から故郷の三重県松阪市の教育委員会で勤務する。「新たなステージでも、今まで培ってきたものを生かして頑張っていきます」と意気込みを示した。

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