魁星旗争奪全国高校剣道大会はコロナ禍を乗り越えて4年ぶりに開催され、今大会で男子は50回の節目を迎える。近年は全国から男女約380チームが集い、全国総体(インターハイ)、全国選抜(3月、愛知県)、玉竜旗(7月、福岡県)に並ぶ高校生の4大大会の一つとして認知されている。県内剣士の強化を目的に始まった大会の歩みを振り返る。
◇ ◇
1972年の第1回大会は「県剣道連盟旗争奪勝抜大会」として行われた。秋田が67年のインターハイと国体、68年のインターハイと全国大会3連覇を達成。以降、全国の頂点から遠ざかっていた県内チームの強化を目的に創設した。
参加は男子26チーム。当時、秋田商の監督で優勝を果たした県剣道連盟の目黒大作会長(78)は「勝ち抜き形式で、団体戦ながら個人の力がある選手に光が当たった。将来的に大きな大会にしたいという思いがあった」と振り返る。
お気に入りに登録
シェアする
この記事は会員限定です
(全文 1058 文字 / 残り 677 文字)
電子版に会員登録すると
秋田のニュース・話題をナンバーワンの情報量で。秋田に関わるあなたの仕事や暮らしに役立つ情報満載です。
- 有料記事が読める
- 各種メールでニュースを見逃さない
- 新聞併読コースならデジタル紙面が読める