競泳池江「一生忘れない4年間」 日本大を卒業

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日本大の卒業式を終え、抱負を書いた色紙を手にする競泳女子の池江璃花子=25日午後、東京・日本武道館
日本大の卒業式を終え、抱負を書いた色紙を手にする競泳女子の池江璃花子=25日午後、東京・日本武道館

 競泳女子で東京五輪代表の池江璃花子(22)=ルネサンス=が25日、東京・日本武道館で開かれた日本大の卒業式に臨んだ。はかま姿で出席し、白血病との闘病や五輪出場を経験した学生生活を振り返り「一生忘れない4年間だった」と瞳を潤ませた。

 入学を間近に控えた2019年2月に白血病が判明。高校の卒業式や大学の入学式は参加できなかった。「生きるか死ぬかを経験した」状況から奇跡的な復活を遂げ「必死にやり続けることで結果を出せてこられた。それはこれからの人生の糧になる」と実感を込める。家族や友人らの支えに感謝し「晴れ姿を見せられてほっとした」と笑みを浮かべた。

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