武藤敬司「今はただのおじさん」 長州力は対アンドレの記憶語る

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イベントに出席した長州力(左)と武藤敬司=東京都港区
イベントに出席した長州力(左)と武藤敬司=東京都港区

 元プロレスラーで俳優のドウェイン・ジョンソンが主演したアクション映画「ブラックアダム」のブルーレイとDVDの発売記念イベントが東京都内で開かれ、2月に引退した元プロレスラーの武藤敬司、長州力が出席した。武藤は「先月まではプロレスラー。今はただのおじさん、武藤です」と自虐を交えてあいさつし、笑いを誘った。

 ジョンソンの得意な技は、武藤の「フラッシングエルボー」を参考にしたものだとか。引退試合の相手候補にもジョンソンが挙がったが「オファーを出したら、お金が高すぎて折り合いがつかなかった」と数十億円に上ったというファイトマネーから夢の対戦を断念したと明かした。

 今作はジョンソンがプロデューサーとしても携わる。武藤は「製作に関わっているなら、俺もぜひ次の映画に呼んでほしい。(自分の技への)ロイヤルティーをまだもらってないから」と逆にオファーを出して笑わせた。希望する役柄は「(リングネームの)グレート・ムタそのもので出してほしい。毒霧を出しますよ」と熱く語った。

 破壊神を取り上げた映画にちなみ、過去の対戦を振り返った長州。アンドレ・ザ・ジャイアントを挙げ、「一番インパクトがあった。どうやって戦うんだという。向かい合って立ったけど、顔をはっきり覚えてない。目線を合わせたことがない」と物語った。

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