体育、前向きに参加できず 性的少数者への調査結果
LGBTQ+(性的少数者)の情報発信拠点「プライドハウス東京」は23日、LGBTQ+だと自認する人は、それ以外の人に比べ、性別で区分されることが多い学校での体育の授業に前向きな気持ちで参加しづらい傾向があるとの調査結果を発表した。
調査では設問に対し、「全く当てはまらない」の1から、「とても当てはまる」の4まで、4段階で回答してもらった。体育の授業で「ポジティブな気持ち」になるかを尋ねた問いでは、LGBTQ+を自認する人の回答の平均値が2・66にとどまったのに対し、それ以外の人は3・20で「有意な差」が出たという。
調査は昨年行い、838人の有効回答を得た。
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