秋田北リトルシニア、初の全国「２勝」へ闘志　設立１５年目で東北初優勝

　秋田県潟上市を拠点に活動する中学生の硬式野球チーム秋田北リトルシニアが、２６～３１日に大阪府で行われる第２９回日本リトルシニア全国選抜野球大会に東北第１代表として初出場する。夏の日本選手権には３度出場し、いずれも１回戦を勝ったものの２回戦敗退。全国大会で初の「２勝」に向け闘志を燃やす。

　大会には全国７地区の予選を勝ち抜いた４８チームが出場する。秋田北は６０チームが出場した昨年９～１０月の東北地区予選で、準々決勝から決勝まで３戦連続で１点差ゲームをものにし、勝負強さを見せた。準々決勝は１―０でサヨナラ勝ちし、準決勝はエース今野真颯（まなと、２年）が完投して４―３で競り勝った。決勝は延長八回の末４―３で再びサヨナラ勝ちし、設立１５年目で初優勝を果たした。