男鹿の「稲とアガベ」がまちづくり会社設立 宿泊施設など展開へ
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秋田県男鹿市で酒醸造所やレストランの運営を手がける「稲とアガベ」(岡住修兵代表)は22日、新たにまちづくり会社「男鹿まち企画」を設立したと発表した。人口減少が著しい男鹿市で、空いている古い建物をリノベーションして宿泊施設や商業施設を展開し、交流人口増加と地域のにぎわい創出を目指す。
新ジャンルの酒「クラフトサケ」造りを起点に地域活性化に取り組む稲とアガベが、各地でまちづくりを行うベンチャー企業「NewLocal」(東京、石田遼代表)と連携し、合弁会社として立ち上げた。資本金は100万円で、稲とアガベが51%、NewLocalが49%を出資。岡住代表(34)が社長を務め、稲とアガベの齋藤翔太最高財務責任者=CFO=(35)と、石田代表(36)が取締役に就いた。
オンラインで会見した岡住代表は「男鹿市には年間250万人くらい観光客が来ているが、宿泊は10万人程度。男鹿に泊まりたい、滞在したいと思ってもらえるような施設をつくり、訪れた人がより男鹿を楽しんでもらえる事業を展開していきたい」と語った。
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