イスラエル閣僚、暴言連発 「パレスチナ人存在せず」

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イスラエルのスモトリッチ財務相=1月、エルサレム(ロイター=共同)
イスラエルのスモトリッチ財務相=1月、エルサレム(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルの極右閣僚、スモトリッチ財務相がパリで開かれたユダヤ系フランス人らの会合で「パレスチナ人など存在しない」「歴史も文化もない」と暴言を連発したことが分かった。イスラエルやフランスのメディアが20日、伝えた。演壇では「大イスラエル」と称された地図が示され、ヨルダンも含まれていた。

 暴力の連鎖が続くイスラエル、パレスチナの当局者は19日にエジプトで事態沈静化に向け協議し、情勢を悪化させる言動の自制で一致したばかりだった。閣僚の暴言でネタニヤフ政権の在り方が問われそうだ。

 ヨルダン外務省は20日、イスラエル大使を呼び出し抗議した。

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