日本、劇的サヨナラ勝ち 九回、村上が逆転二塁打

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9回、逆転サヨナラとなる2点打を放ち喜ぶ村上(中央)と日本ナイン=マイアミ(共同)
9回、逆転サヨナラとなる2点打を放ち喜ぶ村上(中央)と日本ナイン=マイアミ(共同)

 日本が劇的なサヨナラ勝ちで3大会ぶりの決勝にたどり着いた。4―5の九回無死一、二塁でここまで3三振と精彩を欠いていた村上が、中堅フェンスを直撃する逆転の2点二塁打。「何度も三振をして悔しい思いをした。期待に応えられて良かった」と喜んだ。

 大谷が土壇場で起点となった。中堅へ大きな当たりを放ち、一塁ベース手前でヘルメットを脱ぎ捨て疾走。二塁上で両手を上下させてベンチを鼓舞した。吉田が四球を選ぶと、昨季56本塁打を放って三冠王に輝いた村上が息を吹き返した。

 序盤はエンゼルスで大谷のチームメートの左腕サンドバルに手を焼き劣勢に。0―3の七回2死一、二塁で吉田が内角低めの難しい球を捉え、右翼ポール際へ同点3ラン。「お待たせしました」と今大会13打点目を挙げ、勝機をつないだ。

 大谷やダルビッシュ(パドレス)ら大リーガーが中心となったドリームチーム。米国との頂上決戦に、大谷は「最高の舞台で最高の相手。必ず勝つんだという気持ちを持って全員で頑張りたい」と意気込んだ。(共同)

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