世界最高齢のアプリ開発者・若宮さん 「生涯学び続けて」秋田市で講演

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生涯を通じた学びや新しいものを生み出す必要性について語る若宮さん
生涯を通じた学びや新しいものを生み出す必要性について語る若宮さん

 秋田県立大と秋田魁新報社が県民の生涯学習支援と地域活性化を目指し展開する「県立大いつでも青春キャンパス」の開講記念講演会が13日、秋田市のあきた芸術劇場ミルハスで行われた。「世界最高齢のアプリ開発者」として知られる若宮正子さん(87)=神奈川県=が「人生100年時代をどう生きるか」と題して講話し、生涯を通じた学びや新しいものを生み出す力の重要性を訴えた。県内の高齢者ら約800人が耳を傾けた。

 若宮さんは定年退職後にパソコンを始め、独学でプログラミングに挑戦。81歳で初めて開発したスマートフォン向けゲームアプリ「hinadan」が米アップル社に評価され、2017年に同社の世界開発者会に特別招待を受けた。国連のイベントで講演したり、日本政府のデジタル有識者として委員を務めたりするなど、多彩な活動を展開している。

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