目指せ!日本酒特区 男鹿市と稲とアガベ、内閣府に共同提案

有料記事
※写真クリックで拡大表示します
日本酒製造免許の規制緩和を目指し、男鹿市と共同で国家戦略特区の申請を行った稲とアガベ
日本酒製造免許の規制緩和を目指し、男鹿市と共同で国家戦略特区の申請を行った稲とアガベ

 秋田県男鹿市と同市の酒醸造所「稲とアガベ」(岡住修兵社長)が、市内での日本酒製造免許の新規取得を可能とする国家戦略特区を目指している。2月10日には内閣府に共同で特区案を申請した。酒税法で制限されている新規取得の規制を緩和し、新たに参入する事業者が集うことによる地域活性化や雇用の創出などにつなげたい考えだ。

 酒類業を所管する国税庁によると、日本酒は国内の需要が減少していることから、供給過剰を防ぐことなどを理由として製造免許の新規発行が原則認められていない。改正酒税法で2021年4月から輸出用に限り免許の新規取得は可能となったが、国内向けの日本酒製造への新規参入はいまだ難しい現状がある。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料のみ)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。

関連ニュース

秋田の最新ニュース