県職員1次異動を発表 対象は1371人【名簿あり】
秋田県は9日、課長級未満を対象にした2023年度第1次定期異動を発表した。総数は1371人。22年度と比べて196人増えた。管理職ポストの「チームリーダー」を新設。組織再編では新型コロナウイルス対策に専従する「感染症特別対策室」を福祉政策課に設ける。発令は4月1日付。
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異動の内訳は一般職員が1355人、現業職員16人。一般職員のうち、上席主幹級やチームリーダーなどの管理職は306人(昇任121人)だった。課長級に昇任する55人は暫定で総務部付とした。
チームリーダーは従来の「班長」に代わる役職として本庁に設ける。働きやすい職場づくりを進めるため、よりチームのマネジメントを重視した形で業務に当たる。これまで本庁の各課などにあった「班」も「チーム」に改める。
また、女性管理職の計画的な育成に向け、総合防災課に初めて女性2人を配置した。女性の管理職も新たに22人登用した。
組織再編では、中長期的な視点で効果的な行政運営を行うため、総務課を「行政経営課」に改組する。観光振興課を「誘客推進課」とし、インバウンド(訪日客)などの誘致に取り組む。
課長級以上の異動は20日に発表する。
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