米ファンドへ売却、どうなる西武秋田店 県内関係者「身動き取れない」
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セブン&アイ・ホールディングス(HD)が今月中にも、傘下の百貨店「そごう・西武」を米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却する見通しとなる中、西武秋田店(秋田市)を含む地方店の存続は不透明なままとなっている。県内関係者の今を探った。
今年1月以降、新年恒例の初売りに続き、バレンタイン商戦や各地の物産展と秋田店は活気づく。元旦は約550人が開店前から行列をつくり、正月三が日の売り上げは前年同期の実績を上回った。
百貨店への出店「経営上重要な位置付け」
1984年に開店した「ほんきん西武」時代から地階に店を構える太平堂茶舗では、初売り期間に用意した福袋60個が完売した。芳野彰社長(66)は「新型コロナの影響が薄らいできたと実感している」と話し、西武への出店は経営上重要な位置付けと強調する。
「百貨店で商品を扱っていることが、客や取引先に与える自社のイメージを高めていると感じる。うちの名前を知ってもらう場所として今後も営業を続けたいのだが…」
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