能代・畠町再開発、組合が基本構想 定住人口増加目指す

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 秋田県能代市中心部の畠町通りの再開発を目指す「畠町第一地区再開発準備組合」(梅田正久理事長)は、まちづくりの方向性を示す基本構想をまとめた。定住人口を増やし、共助によって活力を生み出す「“わ”の街 はたまち」を基本理念に掲げ、市の特色である「エネルギーの街」「木の街」「景観の街」の三つの視点でまちづくりを進める。

再開発を目指している畠町通り


 基本構想は、現在の課題として空き家や空き地の増加、住民の高齢化を挙げ、新しい機能を加えた居住区域として再生させることが望ましいとした。

 「エネルギー」については、脱炭素社会の実現に向け太陽光や地中熱、バイオマスといった再生可能エネルギーの活用を目指す。「木」では、木都能代のシンボルとなる4、5階建ての木造・木質の集合住宅を整備したい考え。「景観」は、高台に位置することから白神山地や日本海、米代川といった景色を楽しめるようにする。

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