秋田県由利本荘市議の小川幾代(のりよ)さん(37)は、政治の世界にもっと女性が増えてほしいと考えている。人口減や少子化が課題となる中、子どもを産み、育てやすい環境の整備を進めるには、女性が政策審議に関わる必要があると感じているためだ。
2021年4月の市議選で初当選。県内自治体では最年少の女性議員だ。地域住民の日頃の悩みを市の施策に反映させようと、議会活動の合間を縫って女性らの声を直接聞くようにしている。
「放課後デイサービスが少ない」「買い物に行きたいのに交通の便が悪い」…。女性から寄せられる相談は子育てや家事に関する内容が多い。話を聞いていくうち、より日常生活に密着した支援策が必要だと考えるようになったという。「まだまだ議会は子育て世代や若い世代の悩みを受け止め切れていないのではないか」
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