もう一度スキーに夢中に…　大台スキー場で４０歳以上の講習会

　スキーに取り組む熱意を思い出そう―。秋田県大仙市の太田町スキー連盟が、４０歳以上を対象にした講習会を同市の大台スキー場で初めて開いた。市内外から参加した１６人が、レッスンと技術採点を通じて現在の実力を確かめつつ、スキーの楽しさを再認識した。

　「以前スキーをしていた人たちに、もう一度スキー場に来てほしい」。講習会を発案した連盟の鈴木健一さん（４２）はそう狙いを語る。娯楽の多様化や不景気などによるスキーヤーの減少で閉鎖するスキー場が増える中、４０歳以上の人が再び滑るきっかけになればと企画した。