大地震「命救うためすぐ支援を」 シリアのホワイトヘルメッツ幹部

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大地震で建物が崩壊したシリア北西部イドリブ県=8日(地元住民提供・共同)
大地震で建物が崩壊したシリア北西部イドリブ県=8日(地元住民提供・共同)

 がれきに埋まった人々の命を救うために今すぐ機材が必要だ―。トルコ南部を震源に6日発生した大地震に見舞われたシリア北西部の反体制派地域で、被災者の救助に当たっている市民組織、シリア民間防衛隊(ホワイトヘルメッツ)幹部のムニール・ムスタファ氏が8日までにオンライン取材に応じ、「人員や重機、機材が全く足りない」と国際社会に早急な支援を求めた。

 ムスタファ氏によると、反体制派が拠点とする北西部イドリブ県では、崩れた建物の下敷きになった人々の救出が必要な場所が「数百カ所」に上る。国連援助物資の輸送ルートにあるトルコ南部も被災。イドリブ県に国際支援は届いていないという。

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