浮世絵の「おじさん」に注目 渋谷区の太田記念美術館
【約150点を展示】
浮世絵の中のユーモラスな人物を主役にした企画展「広重おじさん図譜」が、東京都渋谷区の太田記念美術館で開かれている。3月26日まで。
中山道広重美術館(岐阜県)で好評を博した「ゆる旅おじさん図譜」を基に再構成した展覧会。歌川広重の風景画に描かれた旅人や町人などの「おじさん」に注目し、その表情やしぐさを観察することで、浮世絵の新たな魅力を発見できる。
広重の代表作である保永堂版「東海道五拾三次之内」などの風景画に加え、葛飾北斎や歌川国芳の作品も紹介。前後期で全作品を入れ替え、計約150点を展示する。
前期は2月26日まで、後期は3月3日から。月曜休館、一般800円など。問い合わせはハローダイヤル、電話050(5541)8600。
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