容疑者送還「片付けた」 比大統領訪日、防衛協力へ

※写真クリックで拡大表示します
フィリピンのマルコス大統領(ロイター=共同)
フィリピンのマルコス大統領(ロイター=共同)

 フィリピンのマルコス大統領が8日、日本を公式訪問した。昨年6月の大統領就任以来、初めて。日本は中国を念頭に安全保障面での協力を重視。9日に岸田首相と会談する。フィリピン国防省と防衛省との間で人道支援・災害救援の防衛協力文書に署名する見込み。

 マルコス政権は最大の援助供与国である日本からの支援に期待している。防衛のほかインフラ整備、農業、情報通信技術の分野で合意文書が交わされる見通し。訪問を前に日本の広域強盗事件を指示した疑いがある4容疑者が入管施設に収容されている問題が明らかになった。フィリピン外務省高官は「大統領の訪問とは全く関係がない」と強調した。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。