
7日に公表された総務省家計調査の2022年支出額で、ギョーザやラーメンの日本一がどこの地域かが話題になりました。さまざまな食品への支出額が分かるこの調査。深掘りすると、地域差が浮かび上がります。最新結果から見えてきた秋田市の特徴は―。(デジタル編集部・斉藤賢太郎)
集計の対象は全国の都道府県庁所在地や政令指定都市の52市。食品は約250品目に分類されています。ニュースの地域比較で用いられているのは、2人以上世帯の年間支出額です。
22年のラーメン(品目=外食の中華そば)支出額は、山形市が1万3196円で1位。前年は新潟市に抜かれましたが、首位に返り咲きました。三つどもえの様相を呈しているギョーザは、21年に初めて1位になった宮崎市が4053円で2年連続の首位。宇都宮市3763円、浜松市3434円と続きました。
秋田市は、ギョーザが1523円で全国49番目という低さですが、ラーメンは1万15円で5位にランクイン=マップ①。前年の4位から順位を一つ落としたものの、高い水準を保っています。
東北の人々はラーメンが好きなようで、山形市や秋田市のほか、仙台市3位(1万2480円)、福島市6位(9746円)など軒並み上位に入っています。
秋田市の2022年の1位は、約250品目の中で4つありました。このうち1つは秋田の食文化と関わりの深い食品。何だか分かりますか?
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